標記大会は11月19~20日に石川県白山市の松任総合運動公園柔道場で行われています。
昨年、この大会に審判員として初めて参加させていただいた私は、帰りの北陸新幹線で早くも「来年も来たいなぁ」と楽しみにしていました。
それにはいくつか理由がありますが、渡辺直勇先生・渡辺涼子先生・吉見浩二先生・鈴木貴士先生をはじめとする北信越地区の先生方とお近づきになれること、地元・石川県の同い年(田井友章先生・山本民夫先生)、また昨年のこの大会で同い年とわかった射手矢岬先生・廣瀬伸良先生とも再会できる(かもしれない)こと、そして何よりチャレンジシステムがある状態で審判ができることが魅力的でした。
チャレンジシステムについては昨年のこのブログでこう書いています。
「この大会は特別ルールとして「チャレンジ」システムが導入されています。
テニスなど他の種目ではすでに導入されていますので、いいシステムであることは間違いありません。
ところが柔道競技では技の評価や反則の適用について、選手や監督が不服だと思っても、それを申し出るシステムがありません。
北信越学生柔道連盟では「審判員も人間だから間違いもある」という観点に立ってこのシステムを導入したので、その姿勢には大きく拍手を送りたいと思います。
選手・監督・審判員の3者がほぼ満足できるこの「チャレンジ」システムが、柔道界に広く普及することを切に願っています。」
私はことあるごとに「北信越学生柔道連盟はチャレンジシステム導入というすばらしい取り組みをしていますよ」と言って回っていますが、まだまだ全国的には広がっているとは言えません。このシステムが全柔連からIJFに提案されることを心の底から願っています。
ところが1年前からこんなに楽しみにしていたのに、出発する直前の練習で左足小指の中足骨を骨折してしまいました。
私は11月26日(土)に行われる第33回 群馬県・埼玉県教員柔道親善試合への出場を目指して精力的に試合稽古をやっていましたが、右の大内刈を受けた時に左足首を激しく捻挫して「パキッ」と音がしてしまいました。
その日は時間的に遅かったこともあり、ガンガン冷やして様子をみましたが、翌朝ちゃんと立てないことがわかり、断腸の思いで湊谷杯行きを断念しました。
私が審判員として行く前提で準備をしてくださった運営側の皆様には多大なご迷惑をおかけしました。心よりお詫びを申し上げます。
同い年の山本民夫先生からは「まだ男子生徒と練習していることに驚きです!」と言われましたが、私は日常的に本校の男子とは練習していました(埼玉栄の男子とはやってませんが(笑))。でもこれからは、もう少し考えて練習します(反省)。
一方で「このケガでひるんでいたら全国高段者大会30回出場を目指せないぞ」という自分もいます。でもとにかく、もう少し考えて練習します(反省)。
繰り返しになりますが、多大なご迷惑をおかけしてしまった北信越学生柔道連盟の皆様にお詫びを申し上げるとともに、埼玉県から一緒に参加することになっていた川原久乃先生にもお詫びを申し上げます。
本当なら北陸新幹線かがやき号の二人がけシートに、行きも帰りも並んで行くはずでした。片道2時間ちょっとですが、いろいろお話ができたのに残念です。
ドタキャンしてしまった私からはもう「湊谷杯に行きたい」とは言えませんので、川原先生から私を推薦してください。よろしくお願いします♪
2年前の開会式の様子
これじゃ痛いはずです(涙)