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Channel: 春日部工業高校柔道部監督のブログ
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残念!関東高等学校柔道大会 埼玉県予選会

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5月7~9日の3日間、標記大会が埼玉県立武道館で行われました。

初日の個人試合は、男子無差別に吉田和晃くん・鶴健翔くん・香川忠彪くん、女子52kg級に石田美優さんが出場しました。しかしながらさすがに県大会はレベルが高く、吉田くんが初戦を突破して県32強になった以外は、全員、初戦敗退となりました。

2日目、3日目に行われた男子団体試合で、2年ぶり4回目の出場を目指す本校は東部地区優勝校のため第1シードで、2回戦からの登場です。

組み合わせはたいへん厳しく、初戦で実力校の熊谷商業高校と対戦しました。熊谷商業高校とは今年1月の全国高等学校柔道選手権大会埼玉県予選会で対戦して2人残しで勝ってはいますが、このときはたまたまそうなっただけで、実力は伯仲していると感じていました。

また熊谷商業高校は、県北大会では、本大会県4強の本庄東高校と2-2の接戦を演じており、ノーシードが不思議なくらいの実力を備えています。

さらに本校はシード校のため2回戦からの登場で、この試合が初戦です。全日本男子チーム・井上康生監督も著書で書いていましたが、日本を代表する選手であっても、もっとも緊張するのが初戦で「決勝戦の方がまだまし」とのことでした。

そのことが頭をよぎり、選手たちにいろいろ声かけをして緊張をやわらげようと努力しましたが、結果は2-3で惜敗し、関東大会出場という夢は、あっけなく消えてしまいました。

このメンバーになってから、この日の関東大会出場を夢見て頑張ってきました。夢へのスタートである8月の東部地区シード校選考会で優勝し、続く9月の東部地区新人大会では点取り試合、勝ち抜き試合ともに優勝しました。

そして4月の春季東部地区大会も優勝してねらい通りに第1シード校となったのに、最後の最後でうまくいきませんでした。生徒たちには本当に申し訳なく思います。

いまはちょっと「次を目指して頑張ります」とはすぐには言えないくらい、元気が出ません。それは生徒たちも同じだろうと思います。勝つばかりが柔道ではありませんが、今年もまた勝負の厳しさを思い知らされた大会となりました。

応援に来てくださった保護者の皆様、卒業生の皆様、期待に応えられず、たいへん申し訳ありませんでした。また、日頃から本校を応援してくださっている皆様、たいへん申し訳ありませんでした。

今回の敗戦でいろいろと考え、いろいろと見直しをしていますが、本校の出稽古の原点である「平日なのに埼玉栄」は、県で勝つためには絶対に必要だと再認識しました。ここでへこたれたら「ただの人」で終わるので、生徒たちと力を合わせて「ただの人」で終わらないように頑張ります。

それにしても、本当の本当に、悔しいです。そして、この悔しさを我慢するしかないのが辛いところです(本音)。

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試合開始前

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先鋒・白川真生くん

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次鋒・佐藤大貴くん

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中堅・多田隼人くん

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副将・吉田和晃くん

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大将・玉置偉央くん

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開会式前(以下3枚は鈴木勝紀さんご提供)

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開会式

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試合開始前

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