インターハイ（団体試合）埼玉県予選会！

標記大会は６月16～17日の２日間、埼玉県立武道館で行われました。本校は昨秋の県新人大会の３回戦で武南高校に敗れて16強で終わったため、今大会はノーシードで１回戦からの登場です。

１回戦は久喜工業高校に５－０，２回戦は熊谷高校に４－１で勝ち上がり、いよいよ県８強を決める試合で、実力校の川口総合高校との対戦となりました。

川口総合高校は、今年度、関東大会出場を果たしており、埼玉県南部地区大会と関東大会埼玉県予選会の２回、超・実力校の大宮東高校に勝っています。

先月の関東大会埼玉県予選会で、本校は川口総合高校に勝たないと関東大会に出られない組み合わせでした。ところがその前の初戦で難敵・熊谷商業高校に敗れたため、直接対戦がないまま関東大会出場が夢と消えたことを思い出します。

しかも本校が２－３で敗れた熊谷商業高校が川口総合高校に０－３で敗れたことを考えると、本校はかなり分が悪く、厳しい戦いであることがわかります。さらに言えば埼玉県ジュニア体重別選手権大会で、先鋒の佐藤くんは川口総合高校の沼田選手に、副将の吉田くんは斉藤選手に敗れており、今回も同じ相手と戦うことを考えると、心理的にも不利な状態でした。

生徒たちには「チャレンジャーなんだから思い切っていけよ。５人全員が思い切り勝負してこい。失敗してもいいぞ」と話して送り出しました。

結果的には中堅・白川くんの内股「技あり」による１点を守り切り１－０で勝つことができましたが、引き分けた４人の試合も、内容的にはよく攻めて、本当にいい試合でした。

続く準々決勝では力の差が出て立教新座高校に１－４で敗れましたが、副将・吉田くんが攻めに攻めて、指導２差による僅差勝ちをおさめたのは立派でした。

本校３年生の最後の試合は県大会８強で終わりましたが、関東大会出場を果たせなかった悔しさを我慢して、よく頑張ってくれました。また、今回は選手ではありませんでしたが、高校から柔道を始めた上野くんと鶴嵜くんの頑張りは賞賛に値します。上野くんは73kg級で県16強、一方、鶴嵜くんは100kg級で東部地区準優勝２回は立派です。

３年生には「入学してから２年３ヶ月、本当におつかれさまでした。残る９ヶ月はもちろん柔道部員であることにはかわりはないので、自覚を持って行動し、来られるときには道場に来て、自分たちが経験してきたことを後輩たちに伝えてください。そして、柔道をやること自体も楽しんでください」と話しました。

３年生には、希望する進路の実現という戦いが待っています。それぞれが希望する進路が実現できるように、私もできるだけの協力をしたいと思っています。

新年度になってから、春の大会に追われてここまで突っ走ってきました。私もきつかったですが、生徒たちもきつかったことと思います。３年生が抜けたあとの新メンバーの始動は期末考査が終わってからですが、ＡＫＢばりの総選挙でキャプテンも決めなくてはなりません。

「負けは新たなスタート」「次のことを考えろ」いつも生徒たちにはそう話していますが、私はもう新メンバーでの８月19日の東部地区新人大会シード校選考会のことを考えています。期末考査が終わったら、生徒たちと力を合わせて８月19日の優勝を目指します。

本日、応援に来てくださった保護者の皆様、今日もありがとうございました。新メンバーになってからも頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。そして３年生のみなさん、本当に、本当におつかれさまでした♪