歓喜の全日本ジュニア優勝から2ヶ月、今回の「頑張れ、柴田理帆選手!」シリーズは千葉県のポートアリーナで行われた講道館杯からお届けします。
高校3年生の時に出場してから3年目、とうとう柴田選手は講道館杯の畳に帰ってきました。本人も感慨深いことと思いますし、私も嬉しいです。
柴田選手は大会前のウォーミングアップで走っている時に、わざわざ足を止めて挨拶に来てくれました。この時は「頑張って」としか声をかけませんでしたが、大会運営をしていても、第1試合場8番目の柴田選手の初戦が気になって気になって仕方ありませんでした(でも、もちろん仕事はちゃんとしました♪)。
初戦の相手は柳楽祐里選手(JR東日本)。2013年に国士舘大学女子柔道部初の学生チャンピオンになっている実力者です。
試合は柴田選手が「技あり」を先制して有利に展開していましたが、ラスト数秒というところで投げられて抑え込まれ、無念の初戦敗退となりました。
ちなみに柳楽選手はそのあと準々決勝で敗退したものの、敗者復活戦を勝ち上がり、世界チャンピオン・宇高菜絵選手(コマツ)に勝って3位に入賞しています。
その柳楽選手とほとんどどっこいどっこいの勝負をしていたのですから、柴田選手は力をつけていると感じます。今回の初戦敗退は組み合わせの不運もあるので、次を目指して頑張ってくれることを願っています。
もっとも、今まで大きなケガをしてもつらいことがあっても、へこたれずに頑張ってきた柴田選手のことですから、これくらいでへこたれるはずがありません。
冬にしっかり鍛えて大学4年生になった時にいいことがあるように、引き続き応援したいと思います。
頑張れ、柴田理帆選手!