今日は、標記大会が埼玉県立武道館で行われました。私の役割は第3試合場審判員です。
今日の大会は主審ひとりがトランシーバーをつけて畳に上がる方式で、副審2名と審判委員(ジュリー)1名は、畳の外でトランシーバーと映像を見ながらの審判となりました。
この方式は、全国矯正職員武道大会(刑務官の全国大会)、國學院大學松尾三郎杯全国高等学校選抜柔道大会に続いての経験で、私個人としては特に大きな混乱はありませんでした。
ただ映像が一方向からだけだったため、主審の私が明らかに見えても副審と審判委員の側からは見えず、その反則が映像にも映っていなかったことがあり、結果的には私が見えただけでは「反則負け」にすることができなかったことがありました。
私は個人的には、副審2名も畳に上がる方が間違いが少ないと確信しています。どうしても主審ひとりだけ畳に上がる方式を採用するのであれば、映像は二方向からが必須だなと思っています。これは、今後の大会運営の際の大きな課題だなと思いました。
来週は日本武道館で東京学生柔道優勝大会です。今日の経験を生かして、よりよい審判を目指します。
大会関係者の皆様、選手の皆様、今日もたいへんおつかれさまでした。
※おわび
今日の大会に、筑波大学女子主将として柴田理帆選手が出場していたのですが、カメラなどの機材の準備が不十分で、取材ができませんでした。
全日本学生柔道優勝大会では、頑張って取材して、いい記事をアップしたいと思います。
柴田理帆選手の関係者の皆様に、今回の不手際をおわびいたします。
たいへん申し訳ありませんでした。
審判委員を務める片岡也崇志先生(西武台高校)
第三試合場係員を務める山梨学院大学のみなさん