今日はいよいよ寒稽古最終日となりました。今日は平日ということもあって、本校生だけでの練習となりました。
今日は第3学期の始業式なので、6時半から8時までの1時間半、気持ちを集中させて練習しました。今までの寒稽古の疲れもあると思いますが、それぞれが気合いの入ったいい練習をしていました。
私は教員になった昭和59年度から、欠かさず寒稽古を実施しています。それは自分の高校時代の寒稽古の経験が根本にありますが、天理高校が正月から春の高校選手権まで2か月半寒稽古をしていることをお聞きしたことも、寒稽古を続けている要因で「天理高校が2か月半やっていることを、うちの生徒が5日間できないはずがない」と、いつも思っています。
天理高校の加藤秀雄先生から直接お聞きした「年末が近づいて、またあの寒稽古をやらなければならないかと思うとゾッとした」という話も衝撃的でした。
名門・天理高校の指導者でさえ2か月半の寒稽古は大きなストレスだったわけで、加藤秀雄先生・野村基次先生・松本薫先生など錚々たる先生方が2か月半やってこられたことを、私が5日間できないはずがないとも思います。
さらに言えば、寒稽古をやることで生徒たちのいろいろな面があぶり出されてきます。まったく問題なく、きちんと5日間早起きして参加する者、うっかり寝坊して、翌日に埋め合わせをするように必死で稽古する者、休みがちなうえにさらに寝坊してしまう者など、さまざまです。
われわれ顧問はこの時を好機ととらえて生徒を指導する上での参考にしていますが、生徒たちも、自分の強い面と弱い面をしっかりとみつめて、明日からの稽古に生かしていって欲しいと思っています。
そういう私も、来年も元気で寒稽古ができるように健康に気をつけて、一日一日頑張ろうと決意を新たにしました。
寒稽古中にお越しいただいた皆様、応援してくださった皆様、5日間頑張った生徒のみなさんと保護者の皆様に、感謝を申し上げます。今年もありがとうございました♪
鏡餅は誰が持って帰りますか大会優勝の大西健人くんをセンターに迎えての記念撮影