８月９日（金）～ ８月13日（火）の５日間、標記大会が鹿児島市の鹿児島アリーナで行われました。
私が全国高体連柔道専門部事務局としてインターハイのお手伝いにうかがうのは、平成10年香川県高松市で行われたインターハイから数えて今回で22回目となりました。
大会運営のお手伝いをしていても、やはり気になるのは埼玉県選手団と、一緒に練習や合宿をさせていただいた学校、そして高体連フランス遠征や韓国遠征、そしてウラジオストクやアジア・カデに行った選手たちの戦い振りでした。
試合結果は報道の通りですが、個人的には埼玉栄高校の男女団体３位入賞、そして獨協埼玉高校・島田莉子選手の女子52kg級３位入賞が印象的でした。
島田選手が所属する獨協埼玉高校は柔道部がないのですが、中学校まで柔道をやっていた島田選手が「試合に出たい」と申し出た時に引率の先生がついてくれたことにあたたかみを感じます。
以前にもここで書きましたが、本校によく練習に来てくれていた後藤飛名さん（現・北海道大学１年生）が柔道部員でまだいるのに柔道部を廃部にしてしまった学校の対応とは天と地の差です。
島田選手の活躍を見ると「後藤さんにも試合をさせてあげたかったな」と思い出してしまいますが、とにかく勝ち上がるたびに視察に来ていた大学の指導者たちがどよめいたという島田選手の試合ぶりは見事でした。
■島田選手が本校に練習に来てくれたときの様子はこちら
来年、兵庫県にお手伝いにうかがえば、わたし自身23回目のインターハイとなりますが、開催県の皆様と力を合わせて、よりよい大会運営を目指します。
結びに昭和57年以来37年振りにインターハイを運営された鹿児島県の柔道関係者の皆様に、深く感謝を申し上げます。いろいろとお世話になり、ありがとうございました。そして、たいへんおつかれさまでした。
のり一（のりいち）ラーメンと鹿児島ラーメンこむらさき、おいしかったです。また来たいです、鹿児島♪（ちなみに来年は鹿児島国体です♪）
■余談
仙巌園内の屋久杉のお店での会話
「あ、はんこが売ってる！500円くらいだったら買っちゃう？」
「いいね！」
「たいへんだよ！100円ショップくらいのはんこが7,020円だよ！」
「まじで？！あ、でもこっちに5,000円のがあるよ？」
「ちがうよ、それは54,000円じゃん！」
ということで、そのショップではびびって何も買いませんでした（買えませんでした）。恐るべし、屋久杉！恐るべし、鹿児島！
今大会から全国高体連柔道専門部事務局入りした松岡圭一先生