今日は、標記大会が東京拘置所で行われました。午前の部が柔道で午後の部は剣道でしたが、私の役割は午前の部の第2試合場審判員です。
試合場2面の審判員の総数は12名で、そのうち3名が矯正職員とはまったく関係のない「外部審判員」で、私はその3人の中の1人です。昨年も招集していただきましたが、今日もなかなか経験できない大会の審判員を務めることができて、たいへん勉強になりました。
今日の審判は、昨年同様に2方向からのケア・システム(ビデオ撮影)と、主審だけがトランシーバーを装着して畳に上がる方式でした。昨年の経験がありましたので、副審の立場で異見を示すタイミングや、主審の立場で指導4をとって反則負けにして試合を終わらせる手順などで困ることはありませんでした。
出場選手名簿を見ると、兒玉雄一選手(修徳高校~明治大学)、川野達也選手(世田谷学園高校~天理大学)など、昨年同様に、高校柔道、学生柔道で活躍された有名選手がたくさん載っていました。聞けば、矯正職員としての仕事をしながらの柔道の稽古はなかなか苦労が多く、稽古時間の確保が本当にたいへんとのこと。その中で、こうして大会で頑張っておられる姿を見ると頭が下がります。
母校・日本大学の卒業生も武山大代選手(東京拘置所)、大和大輔選手(長崎刑務所)、黒木正弘選手(長崎刑務所)が出場しており、健闘していました。
今日は準決勝の審判委員と決勝戦の審判員を担当させていただきましたが、このような機会をいただいて感謝をしています。ましてや東京拘置所なんて、こういう機会がないと入れない場所なので、いろいろな意味で勉強になりました。
大会終了後に嬉しい再会がありました。花咲徳栄高校から國學院大学で活躍した菊地真登さんです。今年から社会人として府中刑務所刑務官を拝命しましたが、今回は膝のケガのために出場は見送ったとのことでした。
「また古河の丸萬餃子に行こうね♪」と話して別れましたが、菊地選手の、今後のますますの活躍を祈っています(わかる人だけわかるネタで失礼しました)。
結びに、今般、審判員をさせていただくにあたってお世話になった皆様に、あらためて感謝を申し上げます。また来年以降も機会がありましたら、ぜひ!お声掛けください。よろしくお願いいたします♪
会えて嬉しかったです♪