標記大会は6月17~18日の2日間、埼玉県立武道館で行われました。本校は昨秋の県新人大会の2回戦で春日部東高校に敗れて32強で終わったため、今大会はノーシードで2回戦からの登場です。
2回戦は西武台高校に4-0,3回戦は所沢西高校に5-0で勝ち上がり、いよいよ県8強を決める試合で、またまた春日部東高校との対戦となりました。
このメンバーになってから春日部東高校には5戦5敗と厳しい戦いが続いてきましたが、このメンバーで春日部東高校に挑戦するのもこれが最後。「もう春日部東高校のこのメンバーと戦うことは二度とないぞ。チャレンジャーなんだから、思い切りいけよ」と話して選手を送り出しました。
特に本校選手の中で唯一の3年生・石田くんには「篠宮選手とは今までで1勝1敗だろう。高校生最後の大会で決着をつけろよ」と背中を押しました。
結果的には石田くんが1点取ったものの1-3で敗れ、またしても春日部東高校の軍門に下りました。春日部東高校のこのメンバーは本当に強かったです。今日試合した5名を含む3年生も今日で高校柔道の第一線を退くことと思いますが、彼らの希望する進路が実現し、それぞれの進路で活躍されることを祈ってます。
そしてまたいつか、昔むかしに花咲徳栄高校の卒業生が全員で本校に練習に来てくれたように、春日部東高校のみなさんとも練習できたら嬉しいです。うっかり道を間違えて春日部工業高校方面に来ることがあったら、ぜひ道場をのぞいてください。楽しみにしています。また、大会のたびにお会いする保護者の皆様、今までたいへんおつかれさまでございました。
本校の最後の試合は県大会16強で終わりましたが、3年生男子2名・女子1名と人数が少ないながらも、本当によく頑張ってくれました。あらためて3人に感謝の言葉を贈ります。
3年生には「高校生としての試合がなくなって進路決定が最優先になるから第一線を退くだけで、来られるときには来て練習した方がいいぞ。君らもひとつ上の先輩方が練習に来てくれた時は嬉しかったろう?そして自分たちが経験してきたことを後輩たちに伝えてあげれば、それが伝統になって強さになる。これからも頼むな」と話しました。
新年度になってから、春の大会に追われてここまで突っ走ってきました。私もきつかったですが、生徒たちもきつかったことと思います。3年生が抜けたあとの新メンバーの始動は期末考査が終わってからですが、AKBばりの総選挙でキャプテンも決めなくてはなりません。
「負けは新たなスタート」「次のことを考えろ」いつも生徒たちにはそう話していますが、私はもう新メンバーでの8月20日の東部地区新人大会シード校選考会のことを考えています。期末考査が終わったら、生徒たちと力を合わせて8月20日の優勝を目指します。
本日、応援に来てくださった保護者の皆様、今日もありがとうございました。新メンバーになってからも頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。そして3年生のみなさん、本当に、本当におつかれさまでした♪
先鋒・白川真生くん
次鋒・佐藤大貴くん
中堅・石田丈くん(本校キャプテン)