標記大会は、11月20~21日の2日間、埼玉県立武道館で行われました。
初日は女子団体試合と男女個人試合が行われました。この男女の個人試合は、選手不足で団体試合に出られない学校の選手に出場権があるため、女子でいえば埼玉栄高校や川口総合高校のような強豪校は出場していません。しかしながら、中学校時代に県の上位に進出している選手も出場しており、なかなか侮れない試合です。
本校からは女子個人試合に伊東明日香さんが出場し、見事にオール一本勝ちで優勝を果たしました。実は伊東さんはここのところ体調を崩しており、18日から練習を再開したばかりだったので、どうなることかと思っていました。コンディションが十分でなくても優勝できたことは本人も大きな喜びだったでしょうし、私もひと安心です。次は明年1月の全国高校選手権大会の県予選会での好結果を期待しています。
一方、男子団体試合は、東部地区新人大会が3位に終わったためにノーシードで、1回戦からの登場です。初戦は城北埼玉高校に3-1で勝ちましたが、続く2回戦で、東部地区新人大会勝ち抜き試合優勝の春日部東高校と早くも対戦し、1-4で敗れました(県32強)。
春日部東高校とは、8月の東部地区シード校選考会で2-3、9月の東部地区新人大会では1-3で敗れています。今回もスコアだけ見れば差が開いていっているように感じますが、個々の対戦を見ればむしろ食い下がる試合をしており、「平日なのに埼玉栄」の手応えを感じています。
選手5名中4名が1年生の本校にとってはひとつひとつの試合が勉強の場であり、チャレンジ精神を発揮する場でもあります。来春の東部地区大会までにさらに「平日なのに埼玉栄」を重ねて、春日部東高校と花咲徳栄高校の背中を追いかけていこうと思います。
また1日目の大会後と2日目の大会前に、全日本柔道連盟審判委員会・西田孝宏委員長より審判講習会をしていただき、トップの情報を得ることができました。9月の全日本ジュニア、3月の近代柔道杯と全柔連主催大会をふたつ担当している埼玉県ですが、我々高体連にもトップの方が指導してくださることをありがたく思います。この講習会の実現に向けて尽力された埼玉県高体連柔道専門部の鎌塚智樹委員長に、あらためて感謝を申し上げます。
選手のみなさん、応援のみなさん、2日間おつかれさまでした。ちょっとゆっくり休んで疲れを癒して、また新たな気持ちで練習を頑張りましょう。私はこのあとすぐに、北陸新幹線に乗って金沢に向かいます♪
伊東明日香さん(2回戦)
伊東明日香さん(準決勝)
伊東明日香さん(表彰式1)
伊東明日香さん(表彰式2)
伊東明日香さん(表彰式3)前列左端
伊東明日香さん(表彰式後)
埼玉新聞にも写真入りで掲載していただきました♪
西田孝宏委員長の講習会
先鋒・佐藤大貴くん(1回戦・大外刈で一本勝ちする瞬間)
先鋒・佐藤大貴くん(2回戦・大内刈で有効をとる瞬間)
次鋒・石田丈くん(1回戦)
次鋒・石田丈くん(2回戦)
次鋒・石田丈くん(2回戦・巴投が決まる瞬間)
中堅・玉沖偉央くん(1回戦)
中堅・玉沖偉央くん(2回戦)
副将・吉田和晃くん(1回戦)
副将・吉田和晃くん(1回戦の猛攻)
大将・香川忠彪くん(1回戦)
大将・香川忠彪くん(2回戦)