今日は標記講習会が10時半から本校柔道場で行われました。元谷先輩が本校に指導に来てくださるのは7回目です。詳細は本校柔道部ホームページの元谷先輩のコーナーをご覧ください。
元谷先輩は今朝ものすごく早起きをして、始発の新幹線で大阪から来てくださいました。その情熱の根底には「寝技の技術を廃れさせてはいけない」「自分の体が動くうちは伝えられるだけ伝える」という考えがあります。
今日の講習会も今まで同様に関西弁で怒鳴りまくり、生徒たちはびびりまくりながら受講していました。
「こら貴様!やる気あんのかー!」
「やる気あります~」(ヘロヘロなびびり声で)
今日の怒鳴り声も切れ味抜群でしたが、必死の思いで返答する生徒たちの様子を見て古き良き昭和時代の指導を思い出し「たまにはこういう指導も必要だな」と、ちょっぴり思いました(笑)。
元谷先輩と北春日部駅で別れるときに、いろいろ話したあとに先輩がこう言いました。
「元気でな」
思いがけず暖かみのある言葉をいただいてジワッときましたが、先輩は振り返りもせずに歩いて行きました。その後ろ姿を見ながら大学時代のことが思い出されます。
私が大学1年生の時、当時、毎年のように全日本選手権大会に出場していた元谷先輩は、大阪から出てきて日大の道場で練習していました。
うっかり乱取りの時に「やるぞ」とつかまってしまった私は、元谷先輩得意の横崩しにまったく抵抗できず、倒されまくっていました。
すると「なんだ、こいつは!いくら何でも弱すぎるやろー!こんなんじゃ練習にならん!帰れ、帰れ!」と怒鳴りとばされました。
以来私は、あまりにも危険なので元谷先輩のそばにはできるだけ行かないようにしていました。それなのに日大では弱すぎた私に、教員になってからこんなによくしてくれるなんて、感謝の言葉もありません。
元谷先輩、今日も本当にありがとうございました。お体を大切にしていただき、またぜひ、よろしくお願いいたします。失礼します!
春日部の日本亭の名物「でか5弁当」(でかい唐揚げ5個!)
「これは全部は喰えんやろー!」
鈴木兄弟は元谷先輩のお気に入り♪
「先輩、今日のMVPは誰ですか」「それは吉田に決まってるやろー!」
「早よ撮らんかい!」緊張感でいっぱいの記念撮影