今日は9時からの練習が終わったあとで、谷津先生と松岡先生のランチの誘いをお断りして、2002年に39歳の若さで亡くなった喜多光成さんのお墓参りに行ってきました。
喜多さんのお墓は東松山なので、学校からは距離にして約40km、車で1時間20分くらいです。今年の彼の命日の9月15日は平日だったためにさすがに行けず、祝日の今日、行って来ました。
お墓の近くのセブンイレブンでよく冷えた秋・冬限定の琥珀エビスを買って墓前に供え、手を合わせていろいろと話してきましたが、往復の車の運転中もいろいろと彼とのことを思い出していました。
平成7年、上尾東高校が初めて関東大会に出場した時のことです。上尾東高校は埼玉県8位だったので、予選リーグの相手は神奈川県3位校と栃木県3位校でした。
厳しい戦いになることはわかっていたのですが、団体戦の朝に喜多さんから電話があり「先輩!頑張ってくださいね!神奈川3位だって栃木3位だって、やってみなくちゃわからないんですからね!」と激励されたのです。
予選リーグは最初に神奈川3位校と栃木3位校が試合をして0-0の引き分け。「こりゃーどっちも強いなー」と思いましたが、喜多さんの激励に勇気をもらって選手たちを応援したらなんと2-1で神奈川3位校に勝ってしまいました。こんなことってあるんですね。
次の栃木3位校には0-2で敗れて決勝トーナメントには進出できませんでしたが、部屋に飾ってある関東大会出場の写真を見るたびに喜多さんの激励の言葉がよみがえり、いつも私を強気にしてくれます。
今でも「こんな時、喜多さんだったらどうしたかなぁ」と思うことがたびたびあります。彼から教わった常に強気の姿勢は、今の私自身の柔道や生徒たちへの指導に生きています。
喜多さん、今日は1年ぶりのお墓参りでしたが、これからも見守っていてくださいね。まずは今週末の東部地区高校新人大会、よろしくお願いします♪
よく冷えた琥珀エビスをセンターにお供えしました♪