今日は、東京都世田谷区駒沢にある講道学舎に出稽古に行ってきました。
講道学舎は、1975年に元陸軍少佐の横地治男氏が設立した私塾で、私財を投じて日本柔道の復興に力を注ぎ、数々の五輪メダリストを輩出しました。
しかしながら協賛企業からの支援が減少したことなどから、2015年に閉塾しています。
このたび、建物の老朽化のためにとうとう取り壊すことになり、今日が本当の本当に最後の稽古納めとなりました。
今日、集まったチームは次の通りです。(順不同)
■東海大浦安中学校(千葉県)
■世田谷学園高校(東京都)
■浅野中学校・高校(神奈川県)
■海城高校(東京都)
■巣鴨高校(東京都)
■麻布高校(東京都)
■杉並学院高校(東京都)
■大成高校(愛知県)
■小川道場
今日の練習には講道学舎のOBも多数集まり、中学生や高校生に精力的に稽古をつけてくださいました。
本校生も、海老沼聖氏(パーク24監督)や、渡辺一貴氏(自衛隊体育学校コーチ)などに積極的にお願いし、たいへん勉強になりました。
また乱取り後は2人から大内刈(海老沼氏)と大外刈(渡辺氏)の説明があり、こちらもまたまた勉強になりました。
私は個人的に渡辺氏にお願いして払釣込足のポイントを教わりましたが、その理論はまったく初体験で、ものすごく勉強になりました。
練習後はそれぞれのチームが道場正面で記念撮影をしておひらきとなりましたが、このような機会を作っていただいた持田治也先生に、あらためて感謝を申し上げます。
また、今日、練習に参加した中学生と高校生にたくさんのドリンクを差し入れてくださった講道学舎OBの皆様にも感謝を申し上げます。
講道学舎はなくなってしまいますが、柔道界に与えた影響はものすごく大きく、そしてその栄光の記録は、永遠に語り継がれることでしょう。
道場となりのトレーニング室のホワイトボードに書いてあったOB・秋山賢人氏の言葉を、ここであらためてご紹介します。
「ありがとう 講道学舎」
持田治也先生と廣川浩二氏は同級生♪
日大4年の時の1年生でしたが仲良し♪(よく環七ラーメンに行きました♪)
今日集まった講道学舎OBの皆様