今日の「頑張れ、柴田里帆選手!」シリーズは、埼玉県立武道館で行われている関東女子柔道選手権大会からお届けします。
体重無差別で行われるこの大会に57kg級ながらエントリーした柴田選手は、初戦でいきなり78kg超級の尾島有香選手(国際武道大学)と対戦しました。
尾島選手は水戸啓明高校時代は関東チャンピオン、そしてインターハイでも16強に進出しています。
試合は4分間の本戦があっという間に終わり、ゴールデンスコア方式の延長戦に突入します。
私の印象では本戦はやや優位に試合を展開していましたので、このままペースを変えないで攻めれればいいな、と思っていました。
実際に延長戦はそのとおりになり、常に柴田選手が攻めて尾島選手がそれに対応するといった展開で、とうとう柴田選手が攻めたところを尾島選手が返そうとしてバランスを崩し、そこを逃さずに押し込んで「技あり」を得て、初戦突破となりました。
続く2回戦の相手も大きく、78kg級の山口凌歌選手(桐蔭横浜大学)です。
山口選手は全国中学校大会チャンピオンで福岡県の敬愛高校にすすみ、インターハイ団体優勝のメンバーにもなっています。
この試合は4分の本戦はほぼ互角のまま延長戦に突入、途中、柴田選手が何度も攻めて山場を作りましたが相手に「指導」は来ず、逆にちょっと攻め込まれたところで「指導」をとられて試合終了となってしまいました。
私は、柴田選手が攻めて山場を作った時に「どうして相手に「指導」が来ないかなー」と思いましたが、今になって冷静に考えれば、相手に「指導」が与えられるほどの場面ではなかったのかも知れません。
私は、長い間、柴田選手を応援しているため、すっかり「身内びいき」になってしまっているのかも知れません(反省)。
でも、どちらに「指導」が与えられてもおかしくないくらい、力が拮抗した戦いでした。
試合後に柴田選手がわざわざ本部席まで挨拶に来てくれました。
「57kg級なのに無差別の試合に挑戦するなんて、偉いねー」
「いえ、気がついたらもう試合に出ることになってました」(苦笑)
それを聞いて「筑波大学もたいへんだねー」と冗談交じりに答えましたが、よく考えてみれば、筑波大学の指導陣が「柴田は57kg級ではあるけれども、ここで無差別の試合を経験させよう」という判断に至ったのは、柴田選手が評価させている証拠です。
茨城県選手権の結果を見れば
1位 粂田晴乃 選手 120kg
2位 中江美裕 選手 70kg
3位 宮坂千優 選手 70kg
4位 柴田理帆 選手 57kg
ですから、これはも絶対に評価されています。
今日の無差別での試合の経験を生かして、残る1年間の学生柔道に、さらに力を注いで頑張って欲しいと思っています。
頑張れ、柴田理帆選手!
「頑張れ、柴田理帆選手!」のバックナンバーは、こちらをご覧ください。
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無差別の試合、たいへんおつかれさまでした♪