今日は、14時から講道館で行われた標記練習会に参加してきました。本年度は4月・6月に続いて今日が3回目です。
また今日も、元・スーパー小学生の佐藤大介くん(春日部中学校1年)と、高校柔道の第一線を退いた3年生・土屋龍治くんが参加してくれました。
土屋くんは、講道館道場指導部の南保徳双先生に引退の挨拶をしたくて来たのですが、あいにく南保先生は不在でした(残念♪)。
そのことを土屋くんに告げると、明るく「大丈夫です♪また来ます♪」と元気な答えが返ってきました。さすがです♪
今日の練習会は7階大道場で行われましたが、都立田無高校、早稲田実業高校、日大生産工学部柔道部、そして埼玉県からは市立川越高校、神奈川県からは社会人の方々も参加して、おかげさまで充実した練習ができました。
生徒たちには「期末考査が終わって2日目だから、まだまだ体ならしの段階。きつかったらいつ休んでもいいから、やるときには気持ちを集中してやろう」と話しました。
今日の練習には、修徳高校~創価大学で活躍された佐藤弘一選手(GUUN所属)も参加していました。その姿を見つけた私はすぐに本校2年生の佐藤広輝くんを連れて挨拶に行き、特別な指導をお願いしました。
おかげで佐藤選手には乱取りを何本もやっていただき、その後は組み手や技のご指導をいただきました。私は、これこそ講道館に来る醍醐味だと思っています。
毎日毎日、同じメンバーで練習していると、どうしてもマンネリになってしまいます。それは我々指導者も同じことで、毎日毎日同じ選手を見ていると気づかなくなってしまうこともあり、そこを外部の方に指摘されると「なるほど」と思うこともしばしばです。
今日は私が見えなくなっている佐藤広輝くんのことを、新鮮な目で佐藤弘一選手に見ていただき、いろいろとご指導いただけて本当にありがたく思いました。
市立川越高校の笠井先生とは、こんな話もしました。
私「どうしてみんな、もっと講道館に来ないんでしょうね~。こんなにいい練習会はないのに」
笠井先生「そうですよ。その通りです。だってここに来ないと、せっかく高校で柔道をやってるのに、講道館を知らないまま終わっちゃうんですよ?」
私には笠井先生の言葉が衝撃的でした。
「せっかく高校で柔道をやってるのに講道館を知らないまま終わっちゃう」
その通りです。講道館がものすごく遠いのなら仕方ありませんが、ちょっと時間をかけて、ちょっと交通費をかけたなら、柔道の総本山・講道館で稽古ができて指導もしていただける。こんなありがたい話はありません(練習後にはお風呂にも入れちゃう♪)。
私と笠井先生は、指導者の心の中に「講道館に行くのがかったるい」という思いがあるのではないかと分析しています。
講道館に行けば有意義なのはわかるけれども、行くのがかったるい。かったるいのは私も同じです(苦笑)。家を出るときに「今日はこれから講道館かぁ」と毎回思いながらも「よし、行くぞ」と自分自身に言い聞かせています。
土曜日に朝から学校で練習すれば昼には終わり、そのあとはゆっくりできます。それは誰だってそれがいいに決まっていますが、それでは生徒たちの飛躍的な成長はなかなか得られないので、こうして講道館に来ているわけです。
私は、この練習会がもっともっと盛況になることを願っています。
道場指導部の先生方、今日もご指導いただき、ありがとうございました。次回の9月1日(土)も参加させていただく予定です。引き続き、よろしくご指導の程、お願い申し上げます♪
佐藤弘一選手、今日はありがとうございました♪