今日は標記大会が春日部市立市民武道館で行われました。本校からは部員30名中、28名がエントリーしました。
男子はこの大会で8強以上に進出すれば6月12日のインターハイ県予選会に駒を進めることができます。結果的には優勝者3名を含む19名が県大会への出場権を獲得しました。
男子はこの大会で8強以上に進出すれば6月12日のインターハイ県予選会に駒を進めることができます。結果的には優勝者3名を含む19名が県大会への出場権を獲得しました。
女子48kg級で優勝した1年生の青木美和選手は、中学生の時からたびたび本校に練習に来てくれていました。4月20日の春季東部地区大会の団体戦で古傷の膝を痛めてしまい、今回も出場が危ぶまれましたが、5人リーグ戦を4戦4勝(オール一本勝ち)して優勝したのは見事でした。
また、同じく女子48級に出場した2年生の海老根流華選手は3月24日の昇級審査会で足を骨折してしまい、青木さんと同様に今回の出場が心配されました。そのような状況の中で出場して、まだ無段者の海老根選手が有段者の選手に頑張って攻めて僅差勝ち(指導差2)したのは見事でした。
女子52kg級に出場した3年生の石田美優選手は、昨年のこの大会の優勝者です。しかしながら昨秋から高体連の大会に出場するようになった実力者の島田莉子選手(獨協埼玉高校・東京都府中第五中学校出身・全国中学校大会44kg級32強)の牙城を崩せず、今回も昨秋に続いての悔しい準優勝となりました。
男子81kg級優勝の本校主将・手島龍人選手は「とうとう優勝したか」という感じです。東部地区大会で優勝する実力は十分に持っていると私は思っていましたが、昨秋の東部地区新人大会ではいろいろな部分がかみあわず、悔しい8強に終わっていました。今回はオール一本勝ちで、満を持しての優勝となりました。
男子100kg級優勝の2年生・山内鉄也選手は、昨秋に続いての2連覇です。5人リーグ戦を4戦4勝での優勝でしたが、そのうちの2試合は延長戦に突入しています。延長戦になっても我慢するときは我慢をして、勇気を出すときは勇気を出して攻めて、見事な優勝でした。
男子100kg超級で優勝した3年生・川野威吹選手は、1年生の時の新人大会で優勝して以来、今回で4連覇です。内容もオール一本勝ちで申し分なく、安定した試合運びと足技のうまさ、そして担ぐ、刈る、跳ねる、と何でもできる業師なので、県大会での活躍を期待しています。
優勝者以外にも、みんなそれぞれ頑張りました。特筆すべきは、2年生の伊藤栞太選手が高校から柔道を始めたのに頑張って60kg級で8強入りを果たし、県大会への切符を手に入れたことです。
また、1年生の村上敬梧選手も60kg級でシード選手を破って嬉しい8強入り、81kg級の2年生・深田義英選手も3位入賞、100kg超級の3年生・渡邉遼太選手も日頃から川野選手と稽古していることが生きて、見事に準優勝となりました。
一方、昨秋の結果と比べて、残念ながら順位を落としてしまった選手がいます。それらの選手には県大会に向けてこちらからもアドバイスをしますが、自分自身でもいい点と悪い点をチェックして、次にそなえて欲しいと思っています。
1週間後が関東大会で、選手にとっては過密なスケジュールでお気の毒です。しかも今年は5月28日まで中間考査です。勉強との両立がたいへんですが、関東大会も部員全員で力を合わせて頑張ります。
応援に来てくださった保護者の皆様、卒業生の皆様、今日もありがとうございました。そして、選手、応援、競技係員を務めた皆さん、たいへんおつかれさまでした♪
■大会結果
■優勝 81kg級 手島龍人
100kg級 山内鉄也(2連覇)
100kg超級 川野威吹(4連覇)
女子48kg級 青木美和
■準優勝 73kg級 佐藤広輝
100kg超級 渡邉遼太
女子52kg級 石田美優
■第3位 60kg級 松井 凱
81kg級 深田義英
90kg級 深井勇斗
■8強 60kg級 伊藤栞太 村上敬梧
66kg級 若有蔵人
73kg級 玉沖聖河 木下 隼
81kg級 長井恵哉 斉藤佑介
90kg級 木通博志
100kg超級 金子智也 山田 聖
女子48kg級 海老根流華
みなさん、おつかれさまでした♪