標記大会は、5月31日~6月2日に群馬県前橋市の ALSOKぐんまアリーナ で行われました。本校は2年連続5回目の出場です。
埼玉県予選会4位だった本校は関東大会では他の都県の5位校と対戦することになりました。そして5月18日の抽選会で決まった対戦相手は茨城県5位の石岡第一高校です。
ちなみに私が春日部工業高校に来てからの関東大会の結果は次の通りです。
■第59回(2011) 春日部工業(埼玉県7位)0-5 幕張総合 (千葉県4位)
■第63回(2015) 春日部工業(埼玉県8位)0-5 東海大相模(神奈川県1位)
■第66回(2018) 春日部工業(埼玉県8位)0-4 東海大甲府(山梨県1位)
今回は過去3回に比べれば上位の埼玉県4位なので初勝利を挙げるチャンスかと思いましたが、結果的には1-2で残念な初戦敗退となりました。
先鋒・玉沖聖河選手は、先に相手選手に指導が与えられるなど、やや優勢に試合を進めていた印象でしたが、ラスト数秒で相手選手の寝技のうまさに屈し、三角固で一本負けしました。
次鋒の佐藤広輝選手は、先鋒の失点を挽回すべく頑張って攻めて惜しい投げ技もありましたがポイント獲得にはいたらず、引き分けとなりました。
中堅の本校キャプテン・手島龍人選手も攻めに攻めて、寝技の攻防で絞め技・抑え込み技ともにチャンスがありましたがあと一歩およばす、惜しい引き分けとなりました。
副将・川野威吹選手は本校のポイントゲッターとして期待を背負っての登場です。川野選手も終始攻めに攻めて、とうとう小外刈で一本勝ちして、試合を振り出しに戻してくれました。
大将の山内鉄也選手には「思い切っていけよ。失敗してもいいぞ!」と檄を飛ばして送り出しました。相手選手は山内よりもひとまわりは大きい大型選手でしたが山内選手は頑張って攻めました。しかしながら攻めたところをタイミングよくかえされて技ありを奪われ、以降も攻めましたが、無念のタイムアップとなりました。
相手校の石岡第一高校は好選手をそろえ、かなり鍛えられている印象でした。本校はあと一歩およばず、残念な、本当に残念な敗戦となりました。
結果だけみれば初戦敗退ですが、競った試合内容だったので、生徒たちは本当によく頑張ったと思います。関東大会の舞台で必死に戦う生徒たちの姿は、私には輝いて見えました。2年連続で関東大会に連れてきてもらって、あらためて生徒たちに感謝をしたいと思います。
大会中、実にたくさんの方々から「出場おめでとう」と声をかけていただきました。本当にありがたく思います。
全国区で活躍されている高校に比べたら全然まだまだですが、普通に入学して普通に入部してきた生徒たちだけでよく頑張っていると私も思います。
「おめでとう」と声をかけてくださった方々に引き続き応援していただけるように、これからも生徒たちと力を合わせて頑張っていこうと心を新たにしました。
大会当日、会場に応援に来てくださった保護者の皆様、卒業生の皆様、応援ありがとうございました。勝つばかりが柔道ではありませんが、来年も関東大会に出られるように頑張ります♪
■大会結果
みなさん、おつかれさまでした♪