5月8~10日の3日間、標記大会が埼玉県立武道館で行われました。
男子団体試合で2年連続4回目の出場を目指す本校は第3シードで、1回戦からの登場です。初戦は桶川高校に5-0,続く2回戦も秩父高校に5-0で勝ち、快調な滑り出しです。
男子団体試合で2年連続4回目の出場を目指す本校は第3シードで、1回戦からの登場です。初戦は桶川高校に5-0,続く2回戦も秩父高校に5-0で勝ち、快調な滑り出しです。
そして迎えた3回戦。ここで勝てば8強に進出して関東大会出場が決まりますが、待っていたのは実力者をそろえる春日部東高校でした。春日部東高校には、このメンバーになってから4回対戦して、2-3,1-3,1-4,1-4で敗れ、4連敗中です。
生徒たちには「4回叩いて破れなかった壁が5回目で破れるかも知れない。追いかける方が気持ちとしては楽だぞ。めいっぱい頑張ろう!」と話して送り出しました。しかしながら結果は1-4で敗れ、ここでの関東大会出場はなりませんでした。
例年だと県8強が関東大会出場なのですが、今年は地元・埼玉県が開催県ということで2枠増え、上位10校が出場権を獲得します。ここから8強決めで敗れた8校で敗者復活戦を行い、残る2校を決める戦いが始まりました。
本校は敗者復活1回戦で北部地区4位の熊谷高校と対戦、1-1の代表戦にもつれ込みますが、ここでキャプテン・石田くんが踏ん張って一本勝ちして、敗者復活2回戦(代表校決定戦)に駒を進めます。
代表校決定戦の相手は南部地区4位の超実力校・大宮東高校です。ところがこの試合では力の差をまざまざと見せつけられ、0-5で敗れました。
新メンバーになってから、毎日この日の勝利を夢見て頑張ってきましたが、夢はかないませんでした。大事なところで勝たせてあげられなくて、生徒たちには本当に申し訳なく思います。
しかしながら選手5名中3年生が1名しかいない若いチームなので、今日の悔しさを来年はらすことができるように、今から生徒たちと力を合わせて頑張ります。
花咲徳栄高校と春日部東高校の皆様、関東大会出場おめでとうございます。本大会でのさらなる御活躍をお祈りいたします。
両校が我々の前を走ってくださっていたおかげで、本校もここまで頑張れました。「平日なのに埼玉栄」シリーズは、毎回本当に行くのがしんどかったのですが、頑張って通ったエネルギーは「花咲徳栄と春日部東に勝つぞ」でした。
春日部東高校にはとうとう歯が立ちませんでしたが、春の東部地区大会で花咲徳栄高校と2-2で引き分けたことは、我々にとっては大きな自信となりました。
熊谷高校との敗者復活戦の時に、観客席におられた春日部東高校の保護者の方が拍手で応援してくださっていたことも、ありがたかったですし、力になりました。
「切磋琢磨」という言葉がありますが、あらためて両校に感謝を申し上げます。
大会3日目は男女個人試合が行われ、男子3名と女子1名が出場しました。女子の伊東さんは昨年2年生ながら4強に進出しており、今年はさらに上を目指しています。
男子は初戦から強い選手とあたるという組み合わせの不運もあり全員が初戦で敗退しましたが、伊東さんは順調に4強に進出して決勝リーグに駒を進めました。
決勝リーグの初戦は、岩崎映春選手(小鹿野高校)に技有りを取られて取り返しての激闘の末に指導1勝ち、続く第2試合は、昨夏のインターハイ、今春の全国高校選手権に出場している実力者・大谷麻稀選手(児玉高校)に一本負け、最後の第3試合は苗村紗也加選手(埼玉栄高校)に一本勝ちして2位となり、嬉しい関東大会初出場となりました。
伊東さんは中学校時代に関東大会も全国大会も経験していますが、高校生になってからは大きい大会に出るのは初めてです。本大会でのますますの頑張りを期待しています。
「優勝しない限り負けて終わる」「負けは新たなスタート」いつも生徒たちにはそう言っていますが、今度は5月21日のインターハイ個人試合の東部地区予選会に向けて、新たなスタートを切りたいと思います。
平素より応援してくださっている保護者の皆様、卒業生の皆様、近隣の柔道愛好家の皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。そして生徒のみなさん、たいへんおつかれさまでした。
明日は遠足ですね。柔道のことは忘れて、思いっ切り楽しんできてください。
1年生は飯ごう炊さんでやけどしないように(笑)。
2年生は都内で迷って帰って来られない、なんてことがないように(笑)。
3年生はディズニーシーで海に落っこちないように(笑)。
先鋒・白川真生くん(対春日部東高校戦で内股有効!)
試合開始前に気合いが入る選手たち
決勝リーグ最終戦
表彰式(小坂良行先生 提供)
表彰式終了後の笑顔