約2週間ぶりに登場の「頑張れ、柴田理帆選手!」シリーズは、埼玉県立武道館の関東ジュニア柔道体重別選手権大会からお届けします。
2週間前は全日本学生柔道優勝大会で団体準優勝して柴田選手が活躍する姿をお届けすることができましたが、今回もよく頑張って3位に入賞し、9月の全日本ジュニア柔道体重別選手権大会への出場権を獲得しました。
試合前に柴田選手に会えたので話を聞くと、肘の手術をして十分ではないまま茨城県ジュニアに出て予選を突破したんだそうです。見れば右肘にはがっちりテーピングがしてあり、まだまだ痛そうでした。
柴田選手は2回戦からの登場で、初戦は木村眞央選手(国際武道大学)、準々決勝は入江田麗選手(三浦学苑高校)にともに一本勝ちして準決勝に進出します。
準決勝では、優勝した富沢佳奈選手(埼玉栄高校)に敗れましたが、敗者復活2回戦で廣澤未来選手(淑徳大学)、3位決定戦では枠谷菜々選手(山梨学院大学)に勝って3位入賞を果たしました。
試合後に埼玉栄高校の本松先生がおっしゃっていました。
「準決勝で負けても心が折れないで敗者復活戦を勝ち上がるのが柴田の強いところ。地道に努力するタイプだからな」
どちらも教え子の準決勝は、本松先生もつらかったことと思います。在校生を応援するのは高校の監督としては当たり前ですが、絶対に柴田選手のことも応援していたはずです。
本松先生はこうも言っていました。
「柴田は強いよ。富沢にとって、もっとも警戒しなくちゃいけないのは柴田だと思ってたんだ」
さあ、いよいよ9月は全日本ジュニアです。しかも私は競技部主任(関係ないか(笑))。全日本ジュニアでの、柴田選手のますますの活躍を祈っています。
頑張れ、柴田理帆選手!
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おつかれさまでした!