標記大会は、3月24~25日の2日間、埼玉県立武道館で行われました。私の役割は競技進行係と審判員係です。
この大会を埼玉県でお引き受けしたのが2012年なので、早いもので今回で7回目となりました。毎年、設営から大会運営、そして撤去まで担当していますが、このような大きな大会を担当できてありがたく思います。おかげさまで全国の中体連の先生方ともネットワークが広がってきています。
この大会では、2012年以来、大会運営中には、となりに小坂良行先生(上尾鷹の台高校)に座っていただいています。また、埼玉県中体連委員長の笠原慎司先生(狭山台中学校)、放送係の前瀧大吾先生(東京都中体連)にも毎回お力添えをいただいており、本当にありがたく思います。
また、本校生も畳敷きから最後の清掃までお手伝いをしていますが「誰かがやらなくちゃ全国大会もできない。大切な社会勉強と思って頑張ろう」と話して協力をお願いしてきました。
全日本ジュニアもそうですが、このような大きい大会を面倒くさがる人も、もちろん県内にはおられます。でも私に言わせれば、大きい大会を埼玉県でやっていただくことでトップの選手の試合も見られるし、トップの審判員のジャッジも見ることができます。
これからも自分を育ててくれた柔道界への恩返しと、生徒たちの重要な社会勉強の場として、近代柔道杯に携わっていければ幸せです。
大会結果は報道の通りですが、オープンの部の大蔵中学校、女子の部の大成中学校の2連覇が印象的でした。
また今年も競技係員の確保がたいへんでしたが、SOSした時に御協力いただいた皆様に感謝を申し上げます。
そして昨年「手が足りなければ何でもやりますよ」と言ってくださっていた木村雅彦先生(狭山経済高校教員)が急逝され、今年は近代柔道杯におられないのかと思うと、世の無常を感じます。
木村先生は、埼玉県高体連でもホームページ運営など重要な部署を担当してくださっていたので、高体連としては、まさに重要な人材を失いました。
柔道が大好きな木村先生が、武道館のどこかから大会を見てるかな、と、ふと思いながら大会運営をしていました。
結びに、大会主催者のベースボール・マガジン社の皆様をはじめ、大会中にお世話になったすべての方々に感謝を申し上げます。今大会もありがとうございました♪
中矢 力選手(ALSOK)による柔道クリニック
係員をする姿が美しい深井勇斗くん(本校1年生)
埼玉栄中学校・長濱佑飛選手
埼玉栄中学校の応援には66kg級高校選手権2連覇の西願寺哲平選手の姿も
鈴木達也監督率いる田島中学校
2007高体連フランス遠征で御一緒した浅香夕海さんと嬉しい再会♪